下永吉の庚申供養塔

概要

概要

下永吉の庚申供養塔は高さ75.5cm、文久4年(1864年)作の新しいものだけど、庚申の本尊である六臂の青面金剛が、宝剣と弓矢を持ち、足下に邪鬼を踏む図柄で、彫刻も優れているよ。台石には「見ざる」「聞かざる」「言わざる」の三猿が配してある典型的な庚申等。江戸時代後期の庚申塔は「庚申」の文字のみで表されているものが多く、この塔のように造作の揃ったものは市内に少なく貴重なものとなっているよ。

※青面金剛…帝釈天の使者。体色青く六臂を有し、手に宝剣・弓箭を執り、頭髪上を指し、一鬼を足下に踏む。後世道家の説と混ざって庚申の本体となる。

所在地
茂原市下永吉845-2
交 通
茂原長南ICから約20分
連絡先
茂原市教育委員会 生涯学習課
TEL.0475-20-1559

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